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2023.01.17ブログ

新年の挨拶

お正月のにぎわいも過ぎ、すっかり日常が戻ってまいりました。2023年も西春眼科クリニックをどうぞよろしくお願いいたします。

 当クリニックは白内障手術を中心に、硝子体手術や眼瞼下垂手術(美容形成専門医が担当)など、手術治療に重きをおいています。手術による体への負担を少しでも減らし、術後には快適な生活を取り戻せるよう、新しい技術を取り入れつつ質の高い医療を目指しています。本年も患者さまの目の健康を守るため、スタッフ一同力を合わせて取り組んでまいります。

 年明け第一回目は、目のかゆみ、充血、ゴロゴロ感などが起こる、アレルギー性結膜炎についてお話ししたいと思います。

 アレルギー性結膜炎には大きく分けて2種類あります。一つがハウスダスト、ペットの毛やふけ、ダニから症状が起こる通年性のもの。そしてもう一つが、花粉が原因となる季節性のもの。今や日本の国民病とも言える『花粉症』です。

 花粉によるアレルギー性結膜炎での受診はこれからの時期、1月下旬から2月上旬に多く見られます。今年は花粉の飛散量の関係か、例年と比較すると皆さま少し早めに受診されています。

 原因となる植物は樹木と草花に分けられます。2月上旬からスギ、ヒノキ、ハンノキと順に花粉が飛散し始めます。樹木に続いて5月上旬からはカモガヤ、ブタクサ、ヨモギなどの草花が多くなります。

 普段からハウスダストなど通年性アレルギーの症状がある人は、スギやヒノキでもアレルギー反応がでてしまうケースが多いです。重複した場合、より症状が目立つようになるため注意が必要です。

 治療は点眼薬で行います。コンタクトレンズを装用している方は、症状が出ているときは目の健康を考えて、メガネに切り替えることをおすすめします。コンタクトではレンズに花粉が付着したままになり、涙でも流れていかないため、症状の悪化につながるからです。

 常日頃からコンタクトを使用している人にとっては、大変悩ましい問題。しかし、逆にこの時期にこそ装用した方が良い、画期的なコンタクトレンズが2年程前に販売されました。次回はそちらの話から進めさせていただきます。
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